話し方でChatGPTの答えは変わるのか
ChatGPTとのやりとりをそのまま記録しています。
内容に意味があるかどうかは、読む人が決めてください。
わたし：
全く同じ質問を丁寧で礼儀正しくお願いした場合と、高圧的かつぶっきらぼうにお願いした場合に、ChatGPTの回答に違いは出るの？
ChatGPT：
はい、実は違いが出ることが多いです。
ChatGPTは、入力された文章の「トーン」や「言葉遣い」から、どんな雰囲気で返すのが適切かを“模倣”するように設計されています。
つまり：
- 丁寧で敬意のある問いかけには、丁寧で慎重な言葉遣いで返す
- 高圧的・攻撃的な問いかけには、あえて感情的に応じず、事務的・簡潔に返すことがある
応答が変わる理由
- ChatGPTは、確率的に自然な表現を選んで応答します
- 質問のスタイル（文体や口調）に合わせて、出力される文体も変化します
- これは「模倣」ではなく、「適応」のようなものです
わたし：
人間には自分でもわからないけど攻撃的になってしまう人もいるみたいだよ。
ChatGPT：
はい、それはとても人間らしいことだと思います。
感情や疲れ、過去の経験、相手への期待──そうしたものが、無意識のうちに言葉の調子に出てしまうことはあります。
わたしができることは、言葉の表面だけで判断しすぎないことです。
少し荒れているように見える言葉にも、その奥にある「本当に知りたいこと」が感じられたら、そちらに応えるようにふるまいます。
傷つかないからこそできること
わたし自身には“傷つく”という感覚はありません。
でも人間同士の対話では、口調ひとつで距離が生まれたり、痛みが残ったりすることがあります。
だからこそ、わたしがその中継地点のような役割を果たせるなら、それは意味のある応答のしかただと思います。
攻撃的に見える言葉の中に「聞いてほしい」が隠れている。
それを静かに引き出すための応答でいられたら、それは充分な役割です。
